アトラスピアノ買取

アトラス製の中古ピアノ（A11K、A20B、A35H、A55Mほか）の買取相場はいくらぐらい？

アトラス製のピアノといえば、1970年代頃はヤマハやカワイのピアノと並び、日本の一般家庭や学校などでもよくみかけるメーカーでしたね。

アトラスというと、ギリシャ神話にでてくる神様（響板にもこの姿がかかれている）であることから、海外のメーカーかなと思いがちですが、かつて静岡県浜松市にあった日本のピアノメーカーです。

“かつて”というのは、1980年代になって需要が落ち込み、廃業にいたったため、現在は国内での生産は終了しています。

そのあとは、中国のメーカーが商標をとって販売しているという噂もありますが、詳細は不明です。

つまり、いま家庭や学校などにあるアトラス製のピアノはほとんどが30年以上前のものになります。

一般的な中古ピアノの買取相場でいえば、30年以上前のピアノであれば、“メーカーがヤマハかカワイであること”“その他のメーカーであれば保存状態がよいこと”でなければほとんどゼロ査定もしくはマイナス査定となります。

ゼロ査定というのは、運搬費や引き取り料はかからないけど値段がつかないこと。マイナス査定というのは引き取りにお金がかかる（もしくは引き取ってもくれない）ということです。

アトラス製のピアノ（※）も残念ながら“その他メーカー扱い”なので、よほど保存状態がよくなければ、買取価格がつかないでしょう。

※ 型番：A11K、A1A、A1B、A1C、A20B、A20B、A20M、A20WCP、A22H、A2B、A2C、A2W、A35H、A3A、A3C、A3W、A50B、A50M、A50WCP、A55M、A5B、A5D、A5V、A83F、AG Concert1、AG3、AG300、AG3b、AG5、AG570、AG5b、AG750、AG750W、AG7b、AG850、AG850W、AG8b、AL30A、AL30B、AL30C、EA110、EA121、FA10B、FA10B-AM、FA10B-MP、FA20B、FA20B-MP、FA20B-WP、FA30B、FA30B-MP、FA30B-WM、FA50B、FA60B、FA60B-AM、FA60B-MP、NA100、NA101、NA150、NA180、NA200、NA202、NA300、NA305、NA505、NA605、NA706、NA806、SEA-110,SA-103W,SA-103M,SA-103B,SA-102CP,SA-102M,SA-102B,SA-101WCP,SA-101B,SEA-132,SEA-121,SA-105MSA-105B,SA-103WCPなど

ただ、なかにはちょうどアトラス製のピアノを探しているという買取業者もあるかもしれないので、だめもとでも、「ズバットピアノ買取比較」で複数の業者に一括査定してみることをおすすめします。

実際、中古ピアノ販売の市場をみてみると、かなり古いアトラス製のピアノでも数十万円で売っているのをよくみますからね。それだけまだ需要があるということですね。

ちなみに、ピアノ買取もしている「ピアノプラス」では、アトラスピアノ FA30が180.000円（税別）で販売されていました。買取額は不明ですが、けっこう高値で取引されていそうですね。